構成
- ケース Thermaltake Element Qi
Thermaltake Element Qi/Black/No Win/SECC/ 220W電源搭載ITXケース 日本正規代理店品 CS4781 VL520B1N2J
- 出版社/メーカー: Thermaltake
- 発売日: 2014/05/15
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- 電源ファン交換 山洋 80mm角15mm厚 3端子ファン
オウルテック 安心の2年間交換保証 PCケース用山洋電気製静音ファン 8cm 15mm厚 2000rpm F8-S/15
- 出版社/メーカー: オウルテック
- 発売日: 2006/02/07
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- マザーボード Asrock Q2900-itx
ASRock アスロック マザーボード Pentium J2900 Mini-ITX 4コア Q2900-ITX
- 出版社/メーカー: ASROCK
- 発売日: 2014/12/15
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HGST(エイチ・ジー・エス・ティー) Deskstar 4TB パッケージ版 3.5インチ 32MBキャッシュ coolspin SATA 6Gb/s 【3年保証】 0S03361
- 出版社/メーカー: HGSTジャパン
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- ホットスワップベイ 2代目技あり楽ラックCWRS2-BK
センチュリー CWRS2-BK 二代目技あり楽ラック (ブラック)
- 出版社/メーカー: センチュリー
- 発売日: 2007/05/01
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- チューナー Earthsoft PT3
- 出版社/メーカー: アースソフト
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- ICカードリーダー NTTcom CLOUD 2700R
NTTコミュニケーションズ USBタイプ ICカード リーダーライター CLOUD2700-NTTCom CLOUD2700
- 出版社/メーカー: NTTコミュニケーションズ
- 発売日: 2014/12/26
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録画用ディスク4TBを計算に入れず、メモリは手持ちのを使って、上記で5万円以内に収まりました。
環境の変化
4年前とほとんど同じ切り口でやってますが、環境の変化に驚く事がいろいろありました。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20110303
まずケース。mini-itxのケースが軒並みでっかいのに驚きました。しかもドライブベイが薄型主流で、まあそりゃ円板入れるならそうでしょうけどね......という事で、市場が変化したなあと。mini-itxの主ユーザーは主流の部品から想像するに、
- オサレなコンパクトケースで男の一人暮らしにマッチ
- 小さいケースにするなら薄型ドライブで
- 小さいケースだけどCPUは妥協しない。CPUファンもでかいのが当然
- 小さい箱で水冷器具は必須だよね、もしくはガツンと120mmファンでしょ
- コンパクトだけど、でかいグラフィックカードも当然(=奥行きが長くなる)
こんな感じでしょうか?ちょっとオジサンついていけませんorz
方向性
今回検討した方向性は次の3つ
- ちゃんとしたCPU(低消費電力i3使用)+microATXである程度コンパクトに(PT3をゆくゆく2枚にする)
- ちゃんとしたCPU(低消費電力i3使用)+mini-itxでコンパクトに(PT3を1枚)
- J1900/J2900付き基板でmini-itxでコンパクトに(PT3を1枚)
大雑把に3つの方向性で検討しましたが、CPUを別付けにするとそれだけで予算が+1万〜1.5万になるので予算的に厳しいなというのが問題のひとつ。更にはCPUを良くすると空冷をちゃんと考えないとならない=ファン数増加でそれは好みじゃない、という点から、おのずとJ1900/J2900系のmini-itxの方向性に絞られました。
ちなみに候補1ですとSilverstoneのML03とH97かH87、B87あたりのmicroATXの基板を入れて、という方向で、ゆくゆくPT3を2枚と考えていました。CPUはi3の末尾Tの物と、リテールファンか、それがうるさいならファンレスヒートシンクに交換を考えていました。
候補2ですと、冷却を考えたらケースが肥大化するしファンも発数が増える方向性のケースしかなくて断念。最終的には消去法で3番目の方向に。
ケース選択
残念な事に前回使って今回もお世話になろうとした岡谷さんのMX1202は市場から消えておりましてorz
電源の件を除けば非常に今回の私の用途などにはいいケースだったのに、本当に残念です。今からでも電源抜きでの復活をお願いしたいのですが、主たる市場がシュリンクしている上に市場がこんなじゃあ無理なのかもしれませんね?そんな残念な思いをしながら、今回のケースはこういう基準で探しました。
- 奥行き300mm前後で、できるだけ高さが低く小型のもの
- 作業性を考えて3方が開くケース
- 前面5インチベイあり(HDD差し替えベイ用)もしくはビルトインHDDベイあり
- 電源ファン1発で冷却をまかなう発想で(ファンはなるべく少なく)
- 静音になるといいな?(ファンの数を出来るだけ削る、無いような構成を目指す)
まあ前の機械を踏襲した、なんてオールドスクールなんだ?と自己嫌悪になりますが、こんな基準で選ぶと本当にケースの選択肢が無い。どうせHDD入れるならJX-FX500Bという事も考えたのですが、これは天板が外れないので全ての作業が横からになるという事で断念。
JMAX Mini-ITX キューブ型ケース 電源搭載 JX-FX500B
- 出版社/メーカー: JMAX
- 発売日: 2011/12/02
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Cooler Master Elite 120 Cube PCケース CS4740 RC-120A-KKN1-JP
- 出版社/メーカー: Coolermaster
- 発売日: 2014/06/13
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Thermaltake Element Qi/Black/No Win/SECC/ 220W電源搭載ITXケース 日本正規代理店品 CS4781 VL520B1N2J
- 出版社/メーカー: Thermaltake
- 発売日: 2014/05/15
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ただ、今の環境で普通のCPUを使おうとすると、ファンが入らないですなあというのはわかります。これじゃあ消滅するのもやむを得ませんね。
マザーボード
J1900/J2900の基板をということで色々調べまして、メモリがDDR3Lじゃなくても良いとか、USB3とかHDMIとかそういう条件を見ていったら各社1種ずつという感じで選択肢がありません。中でも機能多彩そうにみえたのがASrockのQ2900-itxでした。
しかし組み上げてわかるのはスペックはいいけど基板としてはあまり筋がよくないなあと。確かに使いたいI/Oが揃っているし、J2900となると選択肢が現実はほぼ1択に狭められる事になるわけですが、メモリが立って、拡張カードをさすとCPUの冷却フィンが3方囲まれるとか、力が入る部材(メモリ、電源コネクタ)を取り付けるのが基板の辺の真ん中あたりとかで、なんか壊れそうだなという印象が。そう思うと、使うSATAは2本で充分だし、PWMファンコン2発入って、メモリが寝ているASUSのJ1900I-Cの方が筋が良かったかなあと後悔しています。何か基板に不調があったら交換する第1候補です。
ASUSTeK Intel BayTrail J1900搭載マザーボード J1900I-C 【Mini-ITX】
- 出版社/メーカー: Asustek
- 発売日: 2014/05/30
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冷却関係
今回は静音化の為に出来る範囲で電源ファン1つで全部まかなおうとしました。標準の220W電源ですとファンの音は静かですが風量がいまいちでしたし、夏に増速して冬は止めるような調整もできないので、前回PT2マシンと同じようにファンを交換して端子をマザーボード上のファンコンにつなげる改造をしました。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20110604
中に入っていたのは80mm角15mm厚の2端子ファン(Thermaltakeのロゴ入りだがメーカー不詳)でしたので、前回岡谷のケースでやったようにF8-S/15を購入して配線を外に出し、基板のケースファン端子に接続。これでUEFIからも調速できますが、Linux側からlm-sensors+fancontrolでの制御も可能になりました。
OS
Ubuntuでいいかなということで、14.04LTSになりました。導入のすったもんだは前述の通りです。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20150401
あとは必要そうな諸々こまごまとした物とかを設定しまして。
chinachuのインストールはだいたいこちらの通りでいけました。
http://yutorm.blogspot.jp/2014/06/pt3-chinachu.html
順調にPT3関連、chinachu関連を導入しました。chinachuのページが4月1日に書き換わっていたのには驚きましたが、gitの取得先は他の導入例ページから拾って、自動導入しました。(Chinachu Airが楽しみです。)
これらの作業中に、不便な事がいくつかありました。ほうっておくとコンソール画面がタイムアウトから起き上がってこないとか、rebootとかの再起動命令が引っかかるとか、再起動してもシステムが上がってこないとか、etc.むかしのLinux入れたときには起きなかった事象なのでいろいろググリました。
だいたいがカーネルに対するオプション、またはgrubのオプションなので、まずはgrubの起動時のカウントダウンの秒数等の設定をして、再起動が引っかかる件とコンソールが消えたままの件については、/etc/default/grubに設定。
で、update-grubしてあげると反映して事なきを得ました。
カードリーダー
こちらも前述の通り。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20150401
CLOUD2700がUbuntuでそのまま使えています。とりあえずUSB接続していますが、今後配線を内部直結に変更して庫内に入れる予定です。
chinachu、sambaの設定など
設定についてはPT2の機械からそのまま持ってきて一発で通りました。
OS(とCPU系統)が同じだと色々便利。
後日談
こちらです。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20150510
なんか悔しいので購入しました。
今はPT3x2発で4番組同時録画が出来ています。