2026年上期 7月の中旬に実技試験を受けた。
試験前
実技試験の受験票は7月上旬に到着。郊外の会場(公共交通機関なし)が指定された。電気試験センターのお知らせを見て、開催会場の条件等を確認したところ、車がない人は臨時バス運行(主要駅から30分)出来るだけ公共交通を使ってきてね、とある。当日は試験後に仕事があるため、バスでの移動は使えない。そこで事前に会場を下見した。会場にも駐車場はあり、周囲は日曜休みの会社が多く、いざとなったらそこに車を停めようと考えた。
当日
午前休を取っているので、9時半に家を出て、10時過ぎに会場に到着した。車社会の地方都市だからか、当日車で来てる人が多い。会場の正規駐車場が既に一杯で、サブ駐車場に回る方もちらほら見かけた。おそらくは、そのような受験者の動向を織り込んでの会場選定なのかもしれない。私も下見で目を付けていた駐車場に無事駐車できて一安心。
会場は大きな会議室を2つ繋げて開催されていた。会場に入ると、個人の領域は長い会議机(たぶん180か200cm)に2人ずつの割り当てなので、「腕が触れ合うほどの間隔」のような狭さはない。窮屈さは感じなかった。机上には受験番号と名前が書かれたシールが貼られ、傷防止用のボール紙(やはり四つ切に近い大きさ)と、注意事項の説明、実技試験に受かった時の手続き説明用紙とが置かれていた。
道具などを取り出し、10:50までにトイレを済ませた。トイレには2回行けたので、とりあえずはこれで昼までは持たせられると考えた。
試験前
10:55には会場閉鎖・退室禁止となる。会場閉鎖後に、机上の書類の内容を元に、諸注意事項を説明された。それらを聞きながら、タイマー設置してみたり、40分にセットしてみたり、腰袋を巻いてみたり、思い思いの準備を。
そうしているうちに、問題用紙が配られた。Youtubeで見たアドバイスを元に、見える範囲の情報から問題を推測する。
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VIDEO www.youtube.com
端子台3端子とアース付きコンセントなので、問題3だとわかった。VVF2-1.6以外はカット不要の配線ばかりだったので、1.6の配線割り当てを頭の中でシミュレート。1650mmを、300/300/300/350/350で割り振って50mm余りの計算。これでいいだろうと思う。ランプレセプタクルに余計に50mm割り当てて350にすると余りが出ない。輪づくりに失敗したらやり直しても大丈夫だと考えた。
(ここで、330x5で均等割りという選択肢も思いついたが、実際の試験で今までやってない冒険をしない方が良いと考え、実際はしなかった。恐らくそれでも長さ条件は満たせると思うが。)
11:15頃には、器具が入った箱が配られた。腰袋からメジャーを取り出し、机上の用紙はボール紙の下へ隠して、邪魔にならない様にして、部材点検に備えた。
11:18頃に器具点検開始。箱を開けて器具をチェックしだす。ランプレセプタクルは明光社製(ネジ太い、端子部が上がっている)。他のスイッチ、コンセント、引っ掛けシーリング、連用取付枠はPanasonic製でした。Panasonic部材で揃えていたので慣れた器具で安心した。端子台は自分が持っているものよりも頑丈なもので、手持ち物のとは大きく異なったが、基本機能は変わら無さそうで安心した。
追記:その後の調べで、試験時に出題の端子台は和泉電子のBTB30らしい事がわかった。ただ2023年に販売中止になっている模様。練習はホームセンターで入手可能なパトライト(春日電機)のもので充分だと思う。余りに感触が違うとかそういう事は無かった。
1650mmのVVFはよーく伸ばして膝の上に、それ以外は机上に置き、箱は中身がないことを確認して閉じて足元へ。
部品チェックで問題用紙にチェックマークを書くのはOK。書き終わったら緑のペンにしておいた。(次のアクションへの時短)
先のYoutubeのアイデアをもらって、それとなし配置も実施してみた。(時短)
ゴミ袋用のビニールは、腰のマイごみ箱にかぶせてセットし、これで準備は完了。やることないなーと思って周囲を見渡したり。
試験開始
点検終わって暇だなーとぼんやりしていたら、いきなり試験開始の声がかかる。ここで一気に臨戦態勢へ。(あとで気づく:タイマーのスタートを押すの忘れた。)
最初に、ボール紙に定規マステを貼り付け。スムーズに成功できたので幸先ヨシ。複線図も開始前に妄想していた通りで、スムーズに書き終わり、そこから頭で考えていた寸法でVVF2-1.6の1650mmを切り分け、大まかに配置。
はじめはまずランプレセプタクルから施工。明光社製なので、ネジが太いのを意識して輪を気持ち大きめに作成。ケーブルの被覆剥き部分が気持ち短めだったので、少し引き伸ばしてねじ止め。2番目には引っ掛けシーリングの施工。3番目はコンセント施工。IV線が紛失しないうちに、アースを先につけておくことで、差し間違えがないようにした。
そこから次々に末端デバイスの施工を続ける。私は複線図を見ながら、リングスリーブ対応は20mm、差し込みコネクタ向け端子は合格ゲージの10mmと15mmの中間で初めから被覆を剥くようにしている。これも複線図をきっちり書いたから出来る時短技。
ただ、途中で連用取付枠をセットするのを忘れていたことに気づく。焦らないように問題を念入りにチェックして、コンセント部に配線後から取り付け。既に配線を終えていて不安定ながら、慎重にかしめを曲げ、抜けないかチェックして固定。あぶないあぶない。
開始から15分経過、この時点で、だいたいのパーツと配線が揃って、あとは中央で接合するだけの状態にありました。そんなところでタイマーの始動を忘れていたことに気づく。時計を確認し、残り25分で再セット。ここでリングスリーブ、差しこみコネクタを開封。
リングスリーブ、差し込みコネクタは、点線入りビニールに封入されていて、手で開けられるようになっていた。袋お菓子の開封みたいなものを想像していたので、開封時に散らしたらどうしよう?と思っていたが、困ることはなかった。リングスリーブは半分口を開けて1個ずつ取り出しで問題なし。袋から1個ずつ取り出せば、小皿なども必要ないと思った。
そこからリングスリーブを3個圧着、忘れがちなので、先にリングの頭をカット。
次に差し込みコネクタ3個つけて、仕上げ。それぞれの箇所(接合部、差し込み部、ネジ部)を全て点検して回って、タイマーは残り16分を指していた。という事で、開始からトータル24分で施工完了。
その後も気になった箇所をちょこちょこ点検して、安心する繰り返しで時間を潰す。名前札を付けたり、ネジの締め付けチェックしたり、諸々してたら、早々に試験時間終了の合図となった。
試験後
試験後に改めて、名札付けのアナウンスがあり、名札を確認、再取り付け。当初端の青VVF2-2.0に括り付けていたが、荷札が抜けない様に真ん中のVVF3-1.6部分にくくりつけなおした。
試験会場は長机が4列、受験者が8列の構成。そのうち1列目、5列目から整列退場を開始。自分の列が呼ばれたら、予め机の脇に立って待ち、自分の番が来たら退場札をもらい、会場最後部を回って壁際を通り出口へ向かい退出。諸々あって、会場を出たのが12:25ぐらいでした。
課題練習の銅線を売る
実技試験の手ごたえもあり、実技試験関連の電線を廃棄することにした。また実技練習時に出た切り落とし部も缶に集めていたので、それも同時に廃棄することにした。ただ、この資源高の時代にただ捨てるのもな、という事で、銅線を買い取ってくれそうなところを探した。だいたいピカ銅(剥き身で酸化していない銅線)で1000円越え、電線のままだとその半額というのが相場らしい。ということで、ちょっと頑張って、部分を分別し、電線をすべて剥くことにした。
まずはリングスリーブ接合部分を切り取り、全てをケーブルだけに。
ケーブルから外装部(灰色)を取り外し、全ての電線をIV線に。この時、グリップがある手袋で握り、ペンチでIV線を1本ずつ掴むとスポンと抜けた。ペンチの綾目グリップが電線を掴んで離さないので楽に作業が出来た。
IV線からビニール被覆をはぎ取り。端をペンチで握り、タタックナイフでIV線を床に押し当てペンチを引くと、面白いように被覆がきれいに剥けた。50cm前後のIV線を100本以上剥いたが、切れ味は衰えず最後まで被覆の剥ぎ取りが出来た。このナイフ優秀です。
切り落としの部分についても、数センチのIV線から被覆をはぎ取り、ビニール袋へ分別。
リングスリーブ接合部だけの部分も、ビニール被覆をはぎ取り、別のビニール袋へ分別。
ここまでで、銅線だけ/短い銅線/リングスリーブ接合部 の3つに分別。
最終的には、中華系の解体屋は銅の買取価格が安くて却下。日本の会社で非鉄金属が強そうな回収業者に買取を依した。結果として2kg強のピカ銅と、リングスリーブ部はその1ランクか2ランク下のグレードで買い取られ、総計で3500円ほどとなった。買取時には(太陽光発電の盗難ケーブル売却などの対策として)証明書の提出を求められた。
試験の結果
先日試験の結果が発表され、無事合格が確認されました。3月に興味を持ち、4月からYoutubeや有益なサイトに先導されて、一発合格することができました。