あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

おや?

今日、巡回中におや?と思ったのはこの記事。
http://www.yukan-fuji.com/archives/2006/03/post_5118.html

夫妻が山梨県南部の山間に位置する増穂町に移住したのは15年前、平成3年のことだった。

1991年ですかぁ......。

工場をたたみ、移住候補地を探し始めた。もともと、そこここに出かけていたので、土地勘はあった。また、情報誌やウェブサイトでもいろいろ情報を集めた。そうして決めたのが

なるほど。

ここで興味深いのは、

  • インターネットやウェブは、ずっと昔から存在して当たり前のものだ。
  • 物件探しをするのにインターネットも見るのは当然の行動だ。

という、夕刊フジの記者さんの現代感覚を窺う事が出来たこと。

もはやインターネットはそこまで生活に浸透して来ているのだなあと思うとなかなか感慨深いものがあります。

ちなみに

ワールドワイドウェブの概念が出来たのは1989年。
その概念を実現するプログラムが誕生したのは翌1990年から91年。
日本で最初のWebサーバーが立ち上がったのが1992年です。
Yahoo,WebCrawler,LycosなどのWebサイト検索サービスが開始されたのは1994年のことです。

日本国内では、学術的実験サービス終了が1994年末。
その17日後に阪神大震災が起こり、その際の情報発信が契機になって、日本国内でインターネットなるものが急速に認知、普及して行くことになります。

ですから1991年当時は不動産情報を「探す」という事も出来なかったでしょうし、探せたとしても、西海岸かスイスの物件しか無かったんじゃないでしょうか。

我ながら

嫌味な奴だと思いつつ、久しぶりにこの辺の歴史を掘り返してみました。