再度のやり取り
小泉先生側からのコメントが出ましたので、それに対しての返答を書き込みました。大枠は先日の「背景」と変わりません。
小泉先生
先生とははじめましてではないのも、この写真が私の手元にあるのも、全ては文字展@smtの
オープンカフェでのお話を私が聞いていたという所に理由があります。2日間あるセミナーの
うちの1日目だったと思いますが、展示はしないものの、いくつか小ネタをお持ちになっていた
記憶があります。その中には、この装置?も、あとはUniverseの大きなgの活字や、紙に描かれた
gの字のデザイン図(Frutigar氏直筆の)や、資生堂の木版活字などもあったように記憶しています。
あの写真は、セミナー後に先生に口頭で許可を得て、当時自分のデジカメで撮影した写真です。
(背景の緑はsmt備品のテーブルの色です。)私は自身の経験でのドットで文字を表現する事と、大学の粗大ゴミ置場でIBM電動カナタイプの
ゴルフボール状の半角カナヘッドを見た事などから、タイプヘッドからドットフォントへの転換
には、誰が何をしたのかという空白がある事を認識していました。その上でこの装置?を手に
した先生と、その説明を聞いて、これはすごい歴史的意義がある事業?の証拠品であり、コン
ピューター史としては残すべき文化財だと私はその場で思いました。私は文字展オープンカフェの感想を当時の日記に書いていました。(現在は手元にデータはあり
ますがネット上からは消えています)そこには、この写真とともに書いた日記に、以下のように
書いていました。「この演目で一番収穫だったのは、三木さんという方が『カナモジカイ』なるコアな組織を主催
してたり、IBMのカナタイプの字母を作っていたり、あまつさえそれをビットマップ化する際に
使っていた道具なんてのが実物で出て来た事。これを見て、長年謎に思っていた、奇っ怪な
『5x7ドットカナフォント』の由来が解って良かったです。
ふうむ、この人がこの時違うアスペクトでやっていたら、あの半角カナのみょーな字は生まれ
なかったんだなと思うと歴史的な意義のある小道具だと思うのですな。これ1つで今日の元を
取ったと思う。」
(この内容はセミナーでの先生の話をメモっていましたので、そこから来ているはずです。)そして、当時はその日記に対して、長岡造形大ならびにsmtまたは印刷出版業界の会社からの
アクセスが頻繁にあった事などから、既に小泉先生に認知されていると考えていました。先生に
許可を頂かなかったのはこういう理由からです。そのページはその後約2年はそのままの形で保持され、そして削除されました。その後、現在の
ページに移行し、とびとびの日記を継続しています。ただし、以前の日記は多くの情報を日記
ではない形でも併記しており、一人wikipedia状態のサイトでしたので、現在の日記の形式には
そぐわない事もあり、多くのデータは引き継がれては居ません。ただし、それが勿体ないと
思って、何かの機会に表に引っ張り出そうとする努力をしている期間があり、その中であの写真を
再掲しました。それが現在見ると、経緯から切り取られて写真のみ掲載しているように見える
のも確かです。そこで、あの写真については、当該ページからは一旦削除したいと考えますが、また改めて
撮影の経緯、先生の話をまとめた形で別の日記として再整備、再掲載しようと考えますが、
いかがでしょうか?