あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

続・小学校から英語はやるべきか?

前回の日記*1にて曖昧に表現していたのは、こういう事です。
以下、ある方の日記に書き込んだコメント*2をそっくり持ってきました。
(一部表現を修正済み。)

はじめまして。

私は長らく、大阪の適塾において行われていたと聞く、漢文式に英語に語順を付けて読み下す方法について、実際に行われていたと思われる証拠を探しておりました。
そして先日、馬本さんの発表資料PDF*3に行き当たりました。
恥ずかしながら、英語教育学、英語教育史学なる学問がある事すら知りませんでしたので、他にたどれる資料なども含め、大変興味深く読ませていただきました。

英語教育について長らく研究されている方にとっては釈迦に説法かとは思いますが、現在の学校における英語教育というのは、翻訳家を育てる仕組みであって、
翻訳家に向かない者を切り捨てているのではないかと私は考えます。
また同時に、逐次処理が必要な方面(聞く、話す)が苦手な方が多いのも、この翻訳家養成偏重の教育法が原因であると私は考えます。
特に熟語、構文、返り読みを定着させた事が、逐次処理を著しく困難にしているとも考えています。
これら全ての起源は、適塾において行われていた漢文式解釈の応用にあるのではないかと考えた結果が、冒頭の話に繋がります。

これからも、英語教育にまつわる興味深い話題を期待しております。
ありがとうございました。