団塊以上の連中の柄の悪さに脱帽
先日、平日に休みが取れたので阿修羅展に行きました。
昼間からだというのに行列してまして、平日だから楽勝だなんて雰囲気はひとつもない。1時間待ちで中に入り、その間ずっと人ごみという感じ。もちろんそんな時間に来る事が出来る人は女性が多く、男性が居ても団塊以上の世代でした。全体で言えば、退職後の年代の方が多かった。団塊前期以上という事になるだろうか?
中に入ったら入ったで、ショーケースにへばりついて動かない。特に低い位置の展示物などは全く見えない。それはしょうがないとは思う。しかし、会場で携帯電話は鳴る、フラッシュ炊きで写真は撮る、挙げ句に携帯電話をかざして撮ろうとする輩まで居た。これら面を見るとことごとく団塊かそれ以上の方々。その存在が全て迷惑な事この上ない。結局見る事が出来るのは彼らの興味がない物と、目線より上にある物を遠くからという感じ。もう仏像見る為にお金払ったとは思えないひどい状況。阿修羅なんかまともに見られないので素通り。
しかし目玉を見ないのは意味が無いので、ぐるっと回って来て再挑戦。今度は阿修羅を見るぞと意気込んで粘ってみる。すると、阿修羅の展示室では今度は最前列にはまり込んだのが動きやしない。譲ろうという気配がまるでない。誘導役の館側の若い女性がジジババに押しつぶされながら「動いて下さい」と声を張り上げる事の繰り返し。*1これが目玉展示に対する仕打ち?本当にひどかった。もはや美術鑑賞ではなくパンダを見に来る人々といった風情。でもって、最前列に動かずに頑張っているのはやはりそれなりの年齢層のおばさま方。動かないのもさることながら、像をはさんでしゃべる輩も居た。ここでも団塊以上の年代の男性が携帯電話をかざして撮ろうとするのを咎められて「厳しいんだなあ、あははは。」てな台詞を吐いて退場してました。もはややりたい放題。
結論としては、平日でさえこの有様。金払ってまで仏教芸術を観に行く環境ではまったくありません。金と時間の無駄でした。あえて収穫があったとすれば、木下さんの演出法の傾向、ライティングテクニックがちょっと見えて来た、というぐらいでしょうか?あとは、有機ELテレビは奇麗だったなあ、とか。
帰って来て、こういうのを見て、大きく頷く訳でありました。
http://twitter.com/sasakitoshinao/status/1647409199
美術館でいちばん騒いでるのは年寄りだし、
電車の中で大声でケータイで話しているのも
年寄りだ。そういうマナーの悪さは相対的に
高齢者の方が多い。
1:52 AM Apr 29th from Seesmic Desktop
あの連中が今後日本を駄目にするのだろう。「年長者を敬う」という事を、時と場合によっては意図的に捨てるべきではなかろうか。また、美術鑑賞などはもはやこのゾンビ連中の興味がない物しか今後期待出来ないという事も解ってしまって暗澹たる気分になった。
冷静に考えれば、戦中世代というのは日本の青少年犯罪の金字塔を打ち立ててる凶悪世代ですからのう。年を食ったからと言って治る訳でもありませんな。
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*1:渋滞学の東大の先生は、いますぐここに10人の人間と共に来るべきだ。ここにいい研究テーマがありますよと。渋滞解消のペース人間を配置して強制循環させたらいかがだろうか?