JVC HP-FXC70-Z カナル型イヤホン ダークシルバー
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: エレクトロニクス
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ずっとHP-FX300が欲しいものの、高くて手が出せず、またイヤーピースの変形形状と装着方式が自分に合うかわからずに、迷いに迷っておりましたところ、店頭で新しいイヤホン2種類を見まして、高い方を買ってみました。
今まで改造したHP-FX77*1を使ってましたが、装着した際に耳側の空気穴を経由して、外の音は入ってくるし、音ははっきりくっきりでしたが、油絵に黒マジックで輪郭線を描くような、あんまりなじまない輪郭強化でした。(これは製品本来の音ではなくて、私の改造による結果なので、本来の製品の性能を表すものではないので誤解しないように。)
今回買ったHP-FXC70は2日使ってみて、上に書いたFX77を輪郭を強調した油絵に例えるなら、HP-FXC70は焦点がよく合ってる風景写真のようです。音ははっきりしているけれども、メリハリを持ちながら角が無い。さらに、ユニットが耳の中に入った効果なのかはわかりませんが、楽器の音が脳内で鳴ってるような感覚があって新鮮です。Jazzのアルトサックスが脳内で鳴ると、これは気持ちいいものです。
また、ユニット径の関係で、ゴムのイヤーピースが専用になっています。材質はほぼ変わらない様に見えるものの、ユニットを包む部分が厚くなって、返した傘の部分が薄くなっています。私は耳穴が小さいので、Sでピッタリです。この、耳に合っていて空隙が無いというのが、また大きく効いている様に思いました。傘があって折り返した部分が中空なのよりも、隙間を完全にふさぐ為に肉厚のゴムを削って自分向けのイヤーピースにするのも、さらに効果的なのではないかと思います。ですから、これからshureの透明ウレタンを削って、耳に合ったイヤーピースを作り、ピッタリ耳穴をふさげば最高だろうと考えています。