ただいま実験中
SIフィールドというのは、ID3v2と同じ物を指すようです。(同じ物を複数の名前で呼ばれると参る。)
よって、上の記述は誤りを含んでいます。
今のところわかったことは、
- iTunesはSIフィールド(=ID3v2タグ)に、何がしかのエンコードで日本語情報を書き込む。一説にはiTunesMacにおいてはLatin1というエンコードを用いているようだが、未確認。
- SIフィールド(=ID3v2タグ)の情報を、SuperTagEditorを用いてID3tag(=ID3v1タグ)の情報へと転写を行うと、SIフィールド(=ID3v2タグ)とID3tag(=ID3v1タグ)の両方とも、Shift-JIS(もしくはUTF-8)の文字列で情報が置換され書き込まれた。(後述)
- このようなmp3ファイルをWinampに掛けると、曲名などは化けずに表示された。
- Winamp内でファイル情報を参照したが、両タグとも化けてはいなかった。この事から、ShiftJIS(もしくはOSによってはUTF-8)で書き込まれているものと推測できる。
- 同じファイルをiTunesWindowsから呼び出すと、文字は化けなかった。同時にiTunes上で曲名にマーカーとなる文字を入れて保存した。
- 同じファイルをWinamp上から呼び出したが、文字は化けずに表示された。また、その際の表示には曲名にマーカーとなる文字が含まれていた。ファイル情報を確認するとマーカーはSIフィールド内の情報に含まれていた。ID3tagの方にはマーカーとなる文字は含まれていなかった。
この事から、
- iTunesで曲名などはSIフィールド=ID3v2タグに書き込まれること
- その際のエンコードはShiftJIS(もしくはUTF-8)ではない別のものであること
- iTunesはShiftJIS(もしくはUTF-8)で書かれたSiフィールド=ID3v2タグも許容すること
- WinampはShiftJIS(もしくはUTF-8)の文字列を許容すること
が示された。