医薬品ネット販売に関する裁判の結果について

医薬品ネット販売についての規制が行われる直前に、私はこのような日記を書いた。

• 市販薬ネット通販議論に対して誰でも出来るたった５つの事http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20090513

この直後から、通販が事実上禁止され、ケンコーコムならびにウェルネットが裁判を起こしたわけだが、先日この規制に関する裁判が最高裁で開かれ結果が出た。

この間、私はとある中小製薬会社の風邪薬の入手が出来ず、大変不便を強いられていた。たまたま東京駅に行く用事があった時に、目的の風邪薬を関東圏で唯一扱っている薬局が東京駅からほど近い所にあり、やっと入手する事が出来たので、それでもってつないできたところである。

この間、本当に困っていたので上記５つの事を実行したのだが、その結果をこの機会に記しておきたいと思う。

最初の１つ目については、上記の薬局を紹介され、稀な機会をとらえてなんとか入手する事が出来た。この件については非常に感謝している。

しかし２つ目から５つ目までの問い合わせは、結果として全てが断られた。つまりは、業界団体が上申していた事は、全て事実ではない。更に踏み込んで言えば、自己の業界の保身の為に虚偽の上申をしていた事になる。

今後、彼ら業界団体は厚生労働省などと組んで、別の手段で規制をしてくる事も考えられる。この数年間の経緯を以て、彼らの規制強化には反対し続けようと思う。

それはそうと、今回足高氏の名前を検索したところ、尖閣上陸を強行して云々という記述を見るにつけ、「小人閑居して不善を為す」という言葉を思い出した。