METAFONTで永字八法マクロ
METAFONTブックには、セリフ作成マクロが例としてあげられている。
METAFONTブック―タイポグラファのためのプログラミング言語 (アスキー・電子出版シリーズ)
- 作者: ドナルド・E.クヌース,Donald E. Knuth,鷺谷好輝
- 出版社/メーカー: ASCII
- 発売日: 1994/03
- メディア: 単行本
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古今東西、線の末端処理ならやる事は大して変わらないだろうという事で、METAFONTで毛筆描画のマクロ化に挑戦してみた。セリフ生成マクロを参考に、筆先を適当にモデル化して、その主要点を囲む様な部分を塗りつぶしています。
今日は点、横棒、縦棒の3画まで完成。始点と終点、太さその他のパラメーターを入れると、それぞれの画が描画されます。例えば、
beginchar ("Z",10pt#,10pt#,0); x1=0.5w; y1=0.9h; x2=0.3w; y2=0.7h; x3=0.5w; y3=0.75h; x4=0.5w; y4=0.75h; x5=0.5w; y5=0.2h; ten (1,1pt,0); yoko (2,1.5pt,10,3,1pt,10); tate (4,1pt,30,5,1pt,0.65pt); endchar;
の様に書けば、3画書けます。
写真はこのソースのsmokeモードの出力結果です。