あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

Pebbleの日本語言語パックを作ってみた・その18

akt10日本語言語パックをリリースします。今回のリリースでは、カラー機種およびPebble2向け専用として最適化を行いました。今回は表示翻訳なしの物だけの公開となります。

akt10en 日本語言語パック

akt10 Japanese Language pack は、Pebbleスマートウォッチ用日本語言語パックです。Pebbleを日本語化するためのファイルです。4サイズ8ウェイトの全てに、約6000文字が格納されています。
以下の4つのフォントを使用しています。

  • M+ bitmap font
  • 東雲フォント
  • ayufont 18
  • ayufont 20

特徴

  • Pebble2での動作に配慮し、言語パックの文字数を減らし、サイズを小さくしました。
  • iPhoneからの「〜」文字の表示が出来るようなりました。
  • 全てのフォントをpublic domainのビットマップフォントを原料に使用することで、ギザギザが目立たない美しい日本語表示を実現
  • それぞれのフォントは12,14,18,20dotの4段階の大きさに調整。
  • Pebble2での動作に配慮し、12dot文字だけは太字と細字を、それ以外の3サイズの文字は太字のみの搭載としました。
  • 全フォントのベースラインをアルファベットの文字に合わせ改めて調整。
  • フォント内から半角カナ、記号類を含め6000文字弱を詰め込んであります。

Google漢字頻度データを参考に、使用頻度上位5500文字程度を採用しました。)

  • メニュー翻訳、機能翻訳は含んでおりません。メニューは全て英語となります。

ライセンス

全てpublic domainフォントを使用しております。
以下の条件を満たす場合にのみ、自由に再配布する事を認めます。

  • 内容の改変を行わないこと。
  • 無償である事

尚、本日本語言語パックを使用した事による問題や、それにより損害が生じた場合、損害に対する保証は出来かねますので、あらかじめご了承ください。

謝意

ダウンロード先

日本語言語パックは以下からダウンロードできます。
今回は翻訳なし版だけのリリースですので、ファイル単体での公開となります。
いつものYahoo!Boxです。
http://yahoo.jp/box/xfRkR8

OneDriveに配布元が変更となりました。以下のページからダウンロードできます。
Pebble日本語言語パックのダウンロード先変更(2020年9月) - あおしまの日記


注意

  • 一部のスマートフォンなどでは、Yahoo!Boxからのダウンロード時にファイル名が変わる場合がございます。その場合はファイル名を「akt10en.pbl」に変更の上、ご使用下さい。
  • また一部のスマートフォンなどでは、Yahoo!Boxからのダウンロード時にダウンロードのリンクやボタンが現れない事が報告されています。その場合は画面最下部「表示:モバイル|パソコン」のうち「パソコン」をクリックして、パソコン向けダウンロード画面に切り替えた上で、左上に現れるダウンロードボタンを押して下さい。

初代Pebble/PebbleSteelをご利用の方は、別途公開中のaktmono.pblをご利用下さい。Fw2.9/Fw3.12両対応ですので、Pebble Old versionアプリでFw2.9のまま使用されている環境でもお使いいただけます。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20160917

  • 当言語パックakt10enはサイズが1.2MB程になります。恐らくサイズによる問題は起きないとは思いますが、詳細は不明です。アプリを沢山入れている方で、障害が起きた場合はご連絡下さい。
  • サイズ縮小のため、使用頻度が少ない文字を1500文字ほど削ってあります。常に使用している漢字で表示されずに困った文字がございましたらご連絡下さい。
  • iPhoneのブラウザなどから直接ダウンロード、インストールが出来ると思います。
  • また、日本語言語パック導入をめぐるトラブルの多くは、FactoryResetによって解決できます。適用の際に慎重を期す場合、個人的な経験からFactoryReset(初期化)→Bluetoothリンク確立→言語設定英語での母艦への登録完了→再起動を行ってからの導入をお願いします。この手順を踏みますと、後のアップグレード時にも影響を受けずに日本語言語パックの更新をせずに使い続けられる場合が見受けられましたので、お勧めします。
    • 特に言語パックをインストールしようとした際に1%になるのがやたらと遅い場合は、まずファクトリーリセットから始める事をお勧めします。
  • Pebble2では一部BLE対応が不十分な機種において言語パックの転送がうまくいかない事例がございます。言語パックの転送時にはBLE接続での転送がうまくいく機種を御利用下さい。

追記

機能翻訳を取り込みましたakt10jpを公開しました。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20180815

PT2マシン退役

PT2マシン退役

最初に組んだPT2録画マシンを退役させました。
思い返せば2011年に組んで、SQLが壊れて放置したのを2014年にChinachu導入で復活させ、ここ1年はメインマシンのメンテナンス時に代理で動かしたりファイルサーバーとして細々使っている程度でした。
最後に差し込んだ4TBのディスクもがらがらなので、別のマシンにデータを退避させて電源を落とし、解体しました。

ケースも岡谷さんのMX1202で、最初にPMWファンに入れ替えて(http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20110219)以来、電源ファン1機だけでノントラブルで回して来れました。Intel純正のマザボは丈夫ですねえ。またご縁があったら買いたいですね。お疲れ様でした。

新しいマシンを組んでみた

先に書いた実験機での首尾が良かったので、次は実用マシンが組みたくなってきました。

検討

コンパクトかつPCIEが2枚刺さる基板を持ってるシステムをというのが目標。
出来れば手持ち機材を有効利用したい。

まず候補に挙がったのがこれ。Shuttle SH170R8

Shuttle ベアボーンPC CPU Intel LGA1151対応  チップセットH170 SH170R8

Shuttle ベアボーンPC CPU Intel LGA1151対応 チップセットH170 SH170R8

ただ、これをベースにCPU+メモリ+M.2となると、それだけで6万オーバーなので、ちょっと予算オーバーで諦めました。

そして、方向性は同じで、他の構成の組み合わせで同じようなものを作れないかと思って捜しました。
ASRock Intel H110搭載 Micro ATX マザーボード H110M-DVS R3.0

ASRock Intel H110搭載 Micro ATX マザーボード H110M-DVS R3.0

ASRock Intel H110搭載 Micro ATX マザーボード H110M-DVS R3.0

こういうニッチな商品も出してるもんですね。*1
この基板が見つかったので、自作でやる事にしました。

[asin::detail]

資材

この基板が入りそうなケースということで、mini-itxのコンパクトで拡張スロット2枚分あるケースを探して、これにしました。
SilverStone SST-SG13B

電源は、前回組んだ機械の時に一度不良交換されて余っているファンレス電源を活用したい。(手持ち)
玄人志向 ACアダプタ 電源 120W KRPW-AC120W

玄人志向 ACアダプタ 電源 120W KRPW-AC120W

玄人志向 ACアダプタ 電源 120W KRPW-AC120W

CPUは電源の容量も考えて、G4400よりも低電力を狙ってG4560Tをバルクで購入。(リンクはG4560です。)

マザーボードはFwアップグレード済みでないとこれらKavyLakeシリーズは動かなかったようですが、幸い購入したボードはFw更新済みだったため、すんなり動かすことができました。

CPUファンも小さめの物を選択。リテールファンが欲しかったんですが
売ってるものではないので、極力小さいもので、フィンだけでも使えそうな
物を選んで。
AINEX AK-CCE-7106HP

AINEX LGA1156/775用薄型CPUクーラー AK-CCE-7106HP

AINEX LGA1156/775用薄型CPUクーラー AK-CCE-7106HP

本当は空冷でファンなしのクーラーにしたかったのですが、それは今後の改善で。

メモリは基板のリストに適合するメモリで2枚組で小容量なのをチョイス。
Crucial DDR4-2133(PC4-17000)2枚組

Crucial デスクトップPC用DDR4-2133(PC4-17000)4GB2枚組

Crucial デスクトップPC用DDR4-2133(PC4-17000)4GB2枚組

今回はM.2ポートはないので、システムドライブは手持ちのSATA接続のSSDを再利用(東芝 128GB)

仮組みしてみた

一旦仮組みしてみましたが、SG13はHDDが1台しか入らない事が判明orz
もう少し入るかと思いましたが、SSDも置き場がないし、ファンの風通しもあるし、と考えたら非現実的。

実験機がML03使用なので両方SilverStoneな訳ですが、どちらにも共通して思うのは、

  • フロントパネルがねじ止めで不便
  • USB3ケーブルが硬い(ケーブリングに梃子摺る)
  • パーツ配置に無理がある(延長ケーブルとかが余計にいる)
  • 組んで便利さがない、感心する工夫に乏しい
  • 板が切りっぱなしに近くてヘニャヘニャ。フレームも軟らかい。

前面パネルのかっこよさだけで持ってかれて、後で後悔する感じです。

ケース変更

そこで現実路線に戻って、電源抜きのコンパクトケース、適価で条件に合ったもの、即納可能というところで急遽別のケースを調達。DOSPARAさんのMinimo.Qを購入しました。
http://www.gdm.or.jp/review/2015/0323/105905

こちらはほぼ同じ板厚なのに板がヘニャヘニャしていませんし、フレームも頑丈。(リブ構造を入れているからでしょうか?)付属ワイヤの長さも適切で、ケーブル取り回しも良く考えられています。全面パネルを手回しねじで外せますし、良く出来てます。5inchベイまで使えばHDDが3台も夢じゃありません。

ただ、付属の8cmファンがうるさいのと、フロントにHDDを吊る構造はちょっと設置が厳しいですし、5inchベイのフタ部分が使い道が限定されて残念ではあります。
良く出来たケースなんですが、価格も下げて収束方向に向かっているのが残念ですね。時代は大容量電源+長大グラフィック+液冷なんでしょう。超小型電源+ファン1発+グラフィックボードなしなんて用途は絶滅種なんでしょう。

電源について

ACアダプタ電源、独自コネクタなので、このケースの庫内を通す電源延長ケーブルは使えません。
そこでACアダプタのケーブル自体を庫内に通し、電源側の受け口をケース内部の方に出させて設置しました。
いきなり抜く力がかかっても電源が壊れないように、断線しないように、数箇所タイラップで固定してあります。
この電源は回路部がむき出しながら50mm程度なので、ケース内に電源がほぼ存在しないに等しく、配線あまりなどもこの辺に入れ込めるので、基板が大きめで困る事はありませんでした。

現況

とりあえず組み込みなおしまして、OS導入までは済ませました。
HDD導入の為に内部レイアウトを替え、エアフローを考えてトップファンを設置する予定です。電源が持つかなあというところが心配です。

希望的なもの

オンボードCPUのPCIE2本な基板、どこかで出さないですかね?

*1:BIOSTARのでもいいと思いますけど。

PX-Q3PEを買ってみた

PX-Q3PEを買ってみた

巷では気付かぬうちにPT3がなくなったとの事で、次期録画機用と考えてPX-Q3PEを買ってみました。

情報を整理する

  • PX-Q3PEは、基本的にはWindowsで動かすらしい
  • BSでは減衰器が要るらしい?=地上波なら要らないかも?
  • Foltiaさんでは動くと表明されている
  • FoltiaさんはCentos6ベース、kernel2.6ベースらしい

主に情報源はFoltia公式とここを見ました。*1
http://www.nodoka.org/%E9%8C%B2%E7%94%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E6%A7%8B%E7%AF%89-foltia-px-q3pe-%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E7%B7%A8/
http://quail.mydns.jp/2016/02/01/post-182/
https://www2.filewo.net/wordpress/2014/02/05/centos6-4%E3%81%A8px-w3pe%E3%81%A7%E4%BD%9C%E3%82%8B%E9%8C%B2%E7%94%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90/

そこで考えた

  • Foltiaさんの中にはCentos6/Kernel2.6用のドライバがあるのではないか?
  • Foltiaさんからドライバを拝借
  • Centos6を用意
  • ドライバを動かす
  • 最終的にrecpt1で動けば良いのでは?

作戦

  • Foltiaさんのインストールは、突き詰めるとイメージファイルをddでべた書きする方式。
  • 中身を探す
  • ドライバをゲット
  • Centos6環境で組み込んでみる:Linux上で認識するかどうか?
  • Centos6上で(foltia専用)recpt1をビルドしてみる?(ヒントはhttps://www22.atwiki.jp/px-w3pe/pages/14.html
  • 組み合わせて動作を確認:録画できるかどうか?

作業

丸パクリする人がいるので、大事なところはぼかして、メモ程度に駆け足で。(手を動かせばわかる人にはわかる程度に。)

構成

B150な基板にG4400という、現行けっこう最低ランクの構成で実験機を組んだ。
それでも今まで使ってきたAtomよりはだいぶ性能が上なのでそれでも良いかという考え。
今後PT3やPT2も混ぜて実験するかもしれないとなると、PCIe2本にPCIもあるほうが良いと思ってこんな基板。
良い子はこんな真似する必要がないので、他の基板でもいいんじゃないですか?(なげやり)

M.2にSSDを入れて、システムディスクにする。

OS導入(Linux

Centos6系の最新ということで6.8を選択。最小限の導入を行う。
Xは無し。
アカウントfoltiaを作成してそこをhomeとする。

foltiaさんのイメージを貰ってくる

foltiaのインストールイメージxzを貰ってくる。
xzを展開し、イメージをfdisk -luで中身を確認、2区画目をマウント。
オフセット値はx512で計算。

必要なファイルをコピー

/home/foltia/php 以下に色々あるので、コピーしてくる。
インストーラーのphpファイルなどは不要。

ビルド環境

kernel-devel、gccc++、automake、autoconfなど、必要そうなものを入れておく。

カードリーダー

pcsc周りを導入。pcsc-liteはもともとの環境からので良い。

  • pcsc-lite-1.5.2-11.el6.x86_64.rpm
  • pcsc-lite-devel-1.5.2-11.el6.x86_64.rpm
  • pcsc-lite-libs-1.5.2-11.el6.x86_64.rpm
  • ccid-1.3.9-6.el6.x86_64.rpm

あとの2つは別のとこから貰ってくる。

pcsc-toolsは依存性がうるさいので、rpm展開してファイルだけ別途所定の位置にコピー。perl-Gtk2とかビジュアルユーティリティー用の物は動かなくても良いのでいらない。

pcscdはエラーが出て普通には動かない。これはエラーを丹念に追っかけて解消する。
別に絡んでいるサービスが2つあるので、その動きをチェック。
pcscdが動いて、pcsc_scanが動くようになったら次に進む。

arib25をビルド

ソースはfoltiaのインストール時に追加で投入するファイルから持ってくる。
/usr/local/libにはいるなら、/etc/ld.so.conf.d/以下に足しとく。

foltia用?recpt1をビルド

大まかにはW3PEの@wikiの通り。しかしあれだとdriverフォルダが欠けてるのでエラーが出る。
/dev/shm/pt1 以下には、/home/foltia/php/の中にあるpt1ソースの中の、driverとrecpt1の両方コピーする
ビルドはsudoでコマンド実行。/usr/local/binにインストールされる

ドライバを入れる

pxq3pe_dtv.koをinsmodする。デバイス群は755した方が幸せになれる。

動作確認

pcsc_scanをチェック。
バイス群をチェック。地上波は2,3,6,7が該当。
recpt1で動作確認。OK。

ファイルの配置と起動周りの整備

適当に。

nodejs

https://nodejs.org/en/download/package-manager/#enterprise-linux-and-fedora
エラーが出たら手順を別途手作業で。

mirakurun

空気録学2のPDFを参考に。
logみて動作チェックしながら設定
recpt1の呼び方をフルパスにするのがコツだった。

port解放

10772,20772,40772をあける

  • A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 10772 -j ACCEPT
  • A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 20772 -j ACCEPT
  • A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 40772 -j ACCEPT

sudo /etc/init.d/iptables restart

rivarun

普通に導入。rivarun --listでmirakurunの動作が見える。

yasm

http://www.tortall.net/projects/yasm/releases/
1.3.0をとってきてmake
chinachuにいるらしいから取ってきたけど、多分ffmpegのビルドで要るんだろうと想像。

chinachu beta

/home/foltia以下に導入
https://github.com/Chinachu/Chinachu/wiki/Beta-Installation の通り
チューナーはrivarunで呼ぶといいらしい。
insservのところは、centosだとsudo chkconfig 〜 onでやる。

miyoutv-agent

https://github.com/search-future/miyou.tv
miyoutv-agentがあれば全録はできる。(でもチャンネル名とかがわかりにくい。)


現状

Q3PEの地上波4chで全録の試運転中です。

11月から暇を見ながらぼちぼちやってきたが、長かった。
(ここには書いてない探索上の紆余曲折もハード、システム共にありました。)

*1:でも実はW3PE関連サイトのほうが役立つところが多かったのですがwww

xfsファイルシステムにラベルをつける

chinachuのHDDが埋まりそうなのでディスクを差し替えましたが、どのHDDがどのディスクなのかが正直よくわからないところがありまして、HDD抜いてみないとわからないでは、録画中に抜いてしまうと困ったなという事で、HDD交換とともに、ラベルを付けてみる事にしました。

きっかけ

新HDDのUUIDを調べようと思って検索したら、http://blog.kamipo.net/entry/20101107/1289137788 に当たったので。
するとtune2fsコマンドでラベルがつけられると書いてある。これをうちでもやってみようと思ったら、何とxfsにしているのでエラーになって通らない。

xfsのラベルつけるのどうするの?

という事で検索したらここに当たる。
https://docs.oracle.com/cd/E39368_01/b71105/ol_admin_xfs.html

# xfs_admin -l /dev/sdb
label = ""
# xfs_admin -L "VideoRecords" /dev/sdb
writing all SBs
new label = "VideoRecords"

用途まで一緒!というわけで、xfs_adminを使うと、-Lでラベル付け、-lでラベル確認ができるようです。めでたしめでたし。

注意

ただし、これをやりましたところ、xfsパーティションに対してラベルをつけるので、上の例そのままではいかず、/dev/sdbじゃなくてパーティション名/dev/sdb1まで入れないと通りませんでした。

Pebbleの日本語言語パックを作ってみた・その17

akt09日本語言語パックをリリースします。今回のリリースでは、カラー機種およびPebble2向け専用として最適化を行いました。今回は表示翻訳入りの物だけの公開となります。Fw3.14/Fw4.3に合わせたメッセージ表示翻訳が一部含まれています。

akt09 日本語言語パック

akt09 Japanese Language pack は、Pebbleスマートウォッチ用日本語言語パックです。Pebbleを日本語化するためのファイルです。4サイズ8ウェイトの全てに、約6000文字が格納されています。
以下の4つのフォントを使用しています。

  • M+ bitmap font
  • 東雲フォント
  • ayufont 18
  • ayufont 20

特徴

  • Pebble2での動作に配慮し、言語パックの文字数を減らし、サイズを小さくしました。
  • iPhoneからの「〜」文字の表示が出来るようなりました。
  • 全てのフォントをpublic domainのビットマップフォントを原料に使用することで、ギザギザが目立たない美しい日本語表示を実現
  • それぞれのフォントは12,14,18,20dotの4段階の大きさに調整。
  • Pebble2での動作に配慮し、サイズ削減のため全サイズ文字を太字のみの搭載としました。
  • 全フォントのベースラインをアルファベットの文字に合わせ改めて調整。
  • フォント内から半角カナ、記号類を含め6000文字弱を詰め込んであります。

Google漢字頻度データを参考に、使用頻度上位5500文字程度を採用しました。)

メニュー翻訳はPOEditor.com上の翻訳プロジェクトの成果を元に、PebbleTime用Fw3.1x/Fw4.xに合わせて調整を施し製作しました。(メニュー項目の端が切れるもの、改行が不自然な部分を解消しました。)
またPebble2でのリセットが多いといわれるAlarm、SendTextについては意図的に表示翻訳を避けています。

Pebbleの表示設定の動作について理解が進み、英語メニュー版を別途作る必要がないと判断したため、今回はメニュー翻訳ありの物だけの公開と致します。日本語表示はしたいがメニューが英語のままがよい方はDISPLAY設定から「English」を選択してご使用下さい。(機能翻訳が行われなくなります。)

ライセンス

全てpublic domainフォントを使用しております。
以下の条件を満たす場合にのみ、自由に再配布する事を認めます。

  • 内容の改変を行わないこと。
  • 無償である事

尚、本日本語言語パックを使用した事による問題や、それにより損害が生じた場合、損害に対する保証は出来かねますので、あらかじめご了承ください。

謝意

ダウンロード先

日本語言語パックは以下からダウンロードできます。
今回からは日英版を分ける必要がなくなったため、ファイル単体での公開となります。
いつものYahoo!Boxです。
http://yahoo.jp/box/ZUeSPB(公開を停止しました。参照:http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20180703

注意

  • 一部のスマートフォンなどでは、Yahoo!Boxからのダウンロード時にファイル名が変わる場合がございます。その場合はファイル名を「akt09jp.pbl」に変更の上、ご使用下さい。

初代Pebble/PebbleSteelをご利用の方は、別途公開中のaktmono.pblをご利用下さい。Fw2.9/Fw3.12両対応ですので、Pebble Old versionアプリでFw2.9のまま使用されている環境でもお使いいただけます。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20160917

  • 当言語パックakt09はサイズが1.1MB程になります。恐らくサイズによる問題は起きないとは思いますが、詳細は不明です。アプリを沢山入れている方で、障害が起きた場合はご連絡下さい。
  • サイズ縮小のため、使用頻度が少ない文字を1500文字ほど削ってあります。常に使用している漢字で表示されずに困った文字がございましたらご連絡下さい。
  • iPhoneのブラウザなどから直接ダウンロード、インストールが出来ると思います。
  • また、日本語言語パック導入をめぐるトラブルの多くは、FactoryResetによって解決できます。適用の際に慎重を期す場合、個人的な経験からFactoryReset(初期化)→Bluetoothリンク確立→言語設定英語での母艦への登録完了→再起動を行ってからの導入をお願いします。この手順を踏みますと、後のアップグレード時にも影響を受けずに日本語言語パックの更新をせずに使い続けられる場合が見受けられましたので、お勧めします。
    • 特に言語パックをインストールしようとした際に1%になるのがやたらと遅い場合は、まずファクトリーリセットから始める事をお勧めします。
  • Pebble2では一部BLE対応が不十分な機種において言語パックの転送がうまくいかない事例がございます。言語パックの転送時にはBLE接続での転送がうまくいく機種を御利用下さい。

Aterm WR1200HPにまつわる顛末記

DHCP出現、そしてネット不通マシンがランダムに続出

会社の小規模なLANに、この3日ほど外部ネットに通じない機械が出て、一時的に除去しては様子を見ると、他の機械もランダムに外部ネットに繋がらなくなる謎事態が発生してました。

最初の異常

最初に症状が起きたのが5年ほど使っているWifiルーター(Aterm WR8170N)だったので、初期化してリセットしてFw上げて再設定して、とやったにもかかわらず改善の兆しがない(=WAN側のアドレスとゲートウェイ等が意図しないアドレスになる)ので、老医者宜しく「寿命ですね」と思って新規機種を手配していたところでした。
具体的には、DHCPで振られるアドレスが192.168.aaa.xxx(aaaは上流ルーターで規定したもの)になるはずが、アドレスは192.168.1.25xに、GatewayDNSなどは192.168.1.245になると言う症状でした。

次の異常

上司が使っているノートパソコン(Wifi接続)が「ネット繋がらない」ということで見てみると、昨日のルーターに振られていたのと非常に似通ったアドレス192.168.1.2xxが割り当てられ、Gatewayが192.168.1.245というところが共通でした。

その次の異常

メインのWifiルーター(WG1400HP)の下に、線でつなげない事から無線で飛ばしている島がありまして、その相手側にコンバーターモードにしたWR1200HPがいます。概略図はこんな感じ。

        〜〜WG1200HP〜〜(マシン2台:Wifi接続)
           ↑(無線接続)
           ↑
(上流)-WANルーター---WG1400HP---(LAN下数台のマシン)
               ---(プリンタ)
              ---(無線APとしてWR8170N)

このWG1200HP配下のマシンが外に出られない、というので見に行くと、やはり192.168.1.2xxになっていて、これは同じ問題だなと言うのを認識しました。(既にWR8170Nの代替機発注済orz)

問題解決のためにしたこと

どうやらWR1400HP以外のDHCPが、癖のあるアドレスでDHCP親になっているのではないか?と思い当たり、偽DHCPサーバーの探索のために調べて出てきたのが以下のツールでした。

DHCPサーバーを特定する→出来ず

上記のツールを使って、192.168.1.2xxに罹患した?マシンから追ってみましたが、実は機械は特定できませんでしたorz IPアドレスは調べるまでもなく192.168.1.245ですので、そこに行っても反応もないですし、HipMaccでリクエストすると数回に1回偽アドレスの配給があるぐらいでして、コリャなんだ?とわからなくなりました。arpにも現れず、pingも通りません。

アドレスを検索する

癖のあるアドレスなので誰か他の人も引っ掛かってるかな?と思って検索したところ、「Atermらくらく設定web」が引っ掛かりました。しかし、メイン、中継ともそんなモードでは使っていません。???が残ります。

Atermのサポートに電話

困ったのでサポートに電話しました。最初は古ルーター問題の時に「指定していないアドレスに設定される」と相談して、「やっぱ寿命ですかね?」という感じでこちらから電話を切りましたが、2回目は「通常運用から192.168.1.245を配るモードに入る症状はなんでしょう?」という感じで、いろいろ聞きました。サポートのお姉さんもなかなか詳しい方で、だいぶ細かい事を聞きましたが、その上を行く感じで色々教えていただきました。

  • らくらく設定webに入るのは自然には入らない。電源抜いてボタン押しながら電源入れてしばらく待つ。
    • らくらく設定webモードに入るとDHCPサーバになって192.168.1.245になる(!!!)
  • ブリッジ、ルーターモードだとデフォルトは192.168.10.x
  • 中継器モードだと管理画面に入れないが、携帯アプリからだと入れる。
  • などなど

そんな話をしている中、「WG1200HPのファームウェアがつい先日更新になったんですよ。」という事を教えていただきまして、サイトを見たらビンゴ!「中継機でDHCPサーバが動作してしまう問題を修正しました。」の文字が。
http://www.aterm.jp/support/verup/wg1200hp/hist.html

数日前にWG1200HPが別の事情で中継が不調になった際、念のためと思って書き換えたFw(1.0.21)が、「DHCPサーバーとして意図せず動作が残ってしまう」症状を持っていた、これが結論でした。

というわけで、再起動して設定画面に入り、念のためローカルファイルに落としたFw(1.0.24)を使って中を書き換えて再起動しました。上流のWG1400HPとの再接続も順調に復帰し、他の機械でHipMaccを起動して繰り返しDHCPリクエストを掛けましたが、ルーターのアドレスだけを返すようになりまして、問題は解決しました。


結論

Aterm WG1200HPは、Fwバージョン1.0.21に「中継器モードの時に設定向けDHCPサーバーが動いてしまう」問題がある。その為同一セグメント内のDHCPクライアントがそこからアドレスをもらうと本来のルートから通信できなくなる。対策としてはWG1200HPのファームウェアを1.0.24以上に更新することである。

おまけ

WR8170Nは壊れていませんでした。元の位置に設定しなおして再稼動させました。何年使えるんでしょうねえ?

おまけ2

発注しちゃった更新機(よりによってWG1200HPを発注してた!)、余ってしまったけどどうするべ?

日本語言語パックを小さくしてみた

日本語言語パックを小さくしてみた

新しい日本語言語パックの作成に向けて、テスト用のパックを作成しました。

前回のakt08に対する主な改善点は、以下の通りです。

  • 日本語言語パックの転送エラー、またPebble2での動作障害への対策として、文字数を1000文字減らしました。
  • 結果として、サイズが1.1MBほどに縮小しました。(以前は1.6MBでした。)
  • iPhoneでのメッセージにある「〜」が出るようにしました。
  • 表示翻訳はありませんので、メニューなどは英語のままです。

サイズは1MB程度ですので、初代Pebbleなどで使うのにも良いかもしれません。
いつものYahooBoxに置いておきます。
http://yahoo.jp/box/EJ8ZqJ

テスト用の物は公開を停止し、新しい日本語言語パックakt09が出来ました。このテスト用の日本語言語パックの正式版となります。そちらをご利用ください。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20161228

お願い

サイズ削減のために文字数を1000文字減らしました。そのため、漢字によっては□(トウフ)になる場合があります。Google頻度順のデータを基に、漢字上位5500文字ぐらいを組み込むようにしました。
ただこのデータは実生活に即していない事も考えられますので、「この字が出なくて困った!」という文字がありましたらコメントでいただけると助かります。

転送の問題、メモリの圧迫の問題を回避するために言語パックのサイズを小さくしたい、でも実用上必要な文字は外せないという所で、バランスの取れる文字セットを新たに構築しようと考えています。
ご協力を宜しくお願いします。

Pebble2接続のための個人的なメモ

接続がうまくいかない時は、Bluetooth画面のアイコンが時計マークにならない。このときに取った対処。(Z3compact/Android6)

  • Bluetoothの接続情報を削除
  • Bluetoothを一時的にオフ
  • Pebbleアプリのキャッシュを削除
  • Pebbleアプリの強制終了
  • Pebbleアプリの起動
  • BluetoothをONにする問い合わせにOK
  • Manage PebbleでPebble2を選んで接続
  • Pebble側でOKする
  • Bluetooth画面でアイコンを確認

(うまくいくまで繰り返す)