Pebbleの日本語言語パックを作ってみた・その18
akt10日本語言語パックをリリースします。今回のリリースでは、カラー機種およびPebble2向け専用として最適化を行いました。今回は表示翻訳なしの物だけの公開となります。
akt10en 日本語言語パック
akt10 Japanese Language pack は、Pebbleスマートウォッチ用日本語言語パックです。Pebbleを日本語化するためのファイルです。4サイズ8ウェイトの全てに、約6000文字が格納されています。
以下の4つのフォントを使用しています。
- M+ bitmap font
- 東雲フォント
- ayufont 18
- ayufont 20
特徴
- Pebble2での動作に配慮し、言語パックの文字数を減らし、サイズを小さくしました。
- iPhoneからの「〜」文字の表示が出来るようなりました。
- 全てのフォントをpublic domainのビットマップフォントを原料に使用することで、ギザギザが目立たない美しい日本語表示を実現
- それぞれのフォントは12,14,18,20dotの4段階の大きさに調整。
- Pebble2での動作に配慮し、12dot文字だけは太字と細字を、それ以外の3サイズの文字は太字のみの搭載としました。
- 全フォントのベースラインをアルファベットの文字に合わせ改めて調整。
- フォント内から半角カナ、記号類を含め6000文字弱を詰め込んであります。
(Google漢字頻度データを参考に、使用頻度上位5500文字程度を採用しました。)
- メニュー翻訳、機能翻訳は含んでおりません。メニューは全て英語となります。
ライセンス
全てpublic domainフォントを使用しております。
以下の条件を満たす場合にのみ、自由に再配布する事を認めます。
- 内容の改変を行わないこと。
- 無償である事
尚、本日本語言語パックを使用した事による問題や、それにより損害が生じた場合、損害に対する保証は出来かねますので、あらかじめご了承ください。
謝意
- wh.toの人(http://wh.to/pebble/index_jp.html)
- Mr. "xndcn" @ Pebble forum
- M+フォントプロジェクト
- /efont/プロジェクト
- X-TTプロジェクト
- POEditor.com PebbleFirmware日本語翻訳にご参加の皆様
- 新常用漢字表のための漢字出現頻度調査(https://sites.google.com/site/shibano/shin-jouyoukanji-hyou-no-tame-no-kanji-shutsugen-hindo-chousa)
ダウンロード先
日本語言語パックは以下からダウンロードできます。
今回は翻訳なし版だけのリリースですので、ファイル単体での公開となります。
いつものYahoo!Boxです。
http://yahoo.jp/box/xfRkR8
OneDriveに配布元が変更となりました。以下のページからダウンロードできます。
Pebble日本語言語パックのダウンロード先変更(2020年9月) - あおしまの日記
注意
- 一部のスマートフォンなどでは、Yahoo!Boxからのダウンロード時にファイル名が変わる場合がございます。その場合はファイル名を「akt10en.pbl」に変更の上、ご使用下さい。
- また一部のスマートフォンなどでは、Yahoo!Boxからのダウンロード時にダウンロードのリンクやボタンが現れない事が報告されています。その場合は画面最下部「表示:モバイル|パソコン」のうち「パソコン」をクリックして、パソコン向けダウンロード画面に切り替えた上で、左上に現れるダウンロードボタンを押して下さい。
初代Pebble/PebbleSteelをご利用の方は、別途公開中のaktmono.pblをご利用下さい。Fw2.9/Fw3.12両対応ですので、Pebble Old versionアプリでFw2.9のまま使用されている環境でもお使いいただけます。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20160917
- 当言語パックakt10enはサイズが1.2MB程になります。恐らくサイズによる問題は起きないとは思いますが、詳細は不明です。アプリを沢山入れている方で、障害が起きた場合はご連絡下さい。
- サイズ縮小のため、使用頻度が少ない文字を1500文字ほど削ってあります。常に使用している漢字で表示されずに困った文字がございましたらご連絡下さい。
- iPhoneのブラウザなどから直接ダウンロード、インストールが出来ると思います。
- また、日本語言語パック導入をめぐるトラブルの多くは、FactoryResetによって解決できます。適用の際に慎重を期す場合、個人的な経験からFactoryReset(初期化)→Bluetoothリンク確立→言語設定英語での母艦への登録完了→再起動を行ってからの導入をお願いします。この手順を踏みますと、後のアップグレード時にも影響を受けずに日本語言語パックの更新をせずに使い続けられる場合が見受けられましたので、お勧めします。
- 特に言語パックをインストールしようとした際に1%になるのがやたらと遅い場合は、まずファクトリーリセットから始める事をお勧めします。
- Pebble2では一部BLE対応が不十分な機種において言語パックの転送がうまくいかない事例がございます。言語パックの転送時にはBLE接続での転送がうまくいく機種を御利用下さい。
追記
機能翻訳を取り込みましたakt10jpを公開しました。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20180815