あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

WLI-U2-KG54-YBをMacOSXで使う方法

会社の人が、Macだと念を押したにも関わらず、こんな使えないアダプタを送りつけられて途方に暮れていたので助け船を出してみた。
その記録である。

道具

  • 本体

今回は会社の人のiBookG4を使いました。

  • ドライバ

http://www.ralinktech.com/supp-1.htm

  • MacOSX USB Debug Kits (USB Proberが入っている)

林檎メニューから辿れるプロファイルを確認して、
各OSバージョンに合った物を選ぶ事。
http://developer.apple.com/devicedrivers/download/usbdebug.html

  • ターミナル

ここで編集などをします。
嫌いでしたらGUI的な扱いで乗りきって下さい。

作業

  • ドライバ導入

ダブルクリックするだけ。

  • USBProber導入

ダブルクリックするだけ。

  • USBの素性を知る

/Developer/Applications/Utilities の先の USBProber を実行。
アダプタを差し込む。

    • YBはちょっと情報が違うみたいですね。

vendorが0x0411、productが0x005Eでした。

  • 16進数の計算

vendorが0x0411、productが0x005Eなので、
それぞれ256x4+16x1+1=1041と、16x5+14=94である。

  • 情報をInfo.plistに追加

書き込む情報はこんなかんじになります。

 <key>Buffalo</key>
 <dict>
   <key>CFBundleIdentifier</key>
   <string>com.Ralink.driver.RT2500</string>
   <key>IOClass</key>
   <string>RT2500USBWirelessDriver</string>
   <key>IOProviderClass</key>
   <string>IOUSBDevice</string>
   <key>bcdDevice</key>
   <integer>1</integer>
   <key>idProduct</key>
   <integer>94</integer>
   <key>idVendor</key>
   <integer>1041</integer>
 </dict>
  • Info.plistに書き込み

私は

 sudo vi /System/Library/Extensions/RT2500USBWirelessDriver.kext/Content/Info.plist

してコピペしました。

  • Infoを読み直す?と思われるおまじない。
 sudo /usr/sbin/kextcache -k /System/Library/Extensions
  • 再起動
  • 起動後USBにアダプタを差し込む。

ドライバ導入時にいっしょに導入される?WirelessLANUSBだかが
勝手にpopupして起動してくれば成功。

  • 設定

後は適当に無線接続の設定を行い、リンクできたらネットワークの設定を行う。
この2つをきちんと行えばOK。

注意

  • ぽっちがある側にスイッチを入れない事。

USBメモリに見えて、しかもマウントに失敗して、先に進めなくなります。

謝辞

ぱぱぶーさんに感謝。