LinuxMint15で肩慣らし
ここを見て、とりあえずLinuxMint15を動かしてみました。Unetbootinを使ってUSBメモリにISOイメージを展開し、起動可能にしたものです。BIOSでUSBメモリからの起動を可能にして、Live版状態とインストール後の状態を試してみました。導入状態はすばらしく、無線は勝手につなごうとするし、メニューは完璧にそろっているし、何だこの完成度は?と思いました。
しかし現行より2バージョン前ということでリポジトリがメタメタで、アップデートがまったく出来ないので、やはり17を入れたいなと思い準備してみました。
LinuxMint17を入れようとする
起動しないとはいえ、どうなっているのかを見たいので今度はLinuxMint17をUSBメモリにつめこんで、とりあえず起動してみた。
状況がわからないといけないので、起動オプションから splash とかquietを暫定的に消して起動する。何度か繰り返すと、
[Firmware Bug] ACPI No _BQC method, cannot determine initial brightness
で止まることがわかるので、ここを検索してみる。結論としては、GMA500の液晶バックライト制御がらみのところが
おかしいということで、暫定的な回避方法としては
http://blog.campodoro.org/?p=2255
にあるように、カーネルオプションに
acpi_backlight=vendor
とすればよい。LinuxMint17もこれでLive版が通り、インストールも出来る。
ただし、インストール画面中でのパーティション作成画面は、ネットブックだと
縦長すぎて下が切れるので、Live版が動いている状態であらかじめGPartedを
起動してパーティショニングを行っておくとスムーズでした。
インストール後の起動も、最初はgrubの一時的な書き換えで起動を確認し、
その後は/etc/default/grubの設定ファイル中で上のオプションを足しておくと、
update-grubするたびに追記されるのでカーネル更新してもうまくいくはずです。