あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

久しぶりにLinux導入

先日XPベースの所謂ネットブックとして一時期出ていた機械をもらい受けることになり、もったいないので代替OSを検討した。結論としてはLinuxベースの何かということになるが、あまり力を入れてカスタマイズしたいと思わないので手軽なものをと思い、動きそうなものでということでLinuxMintというものを選んでみた。
1年以内で同等の機械への導入実績でこれにあたったのがきっかけでこのdistributionの存在を知ったぐらいで、予備知識も何もない。

使用機材

NEC Lavie Light BL100/S
HDD: 内蔵HDDを取り外し、128GBのSSDに換装*1
MEM: 1GB(標準のまま。上限は2GB。)
WiFi: Intel Wireless 5100に換装*2

なおOS導入の為に、USBメモリ1本用意した。(2GB以上なら何でも良い)

*1:こんなに多くなくてよかったと後悔している。

*2:11a/b/g/nベースの2端子品ということから選択。

LinuxMint15で肩慣らし

http://anopara.matrix.jp/2014/05/11/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%ABlinuxmint%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%9F/

ここを見て、とりあえずLinuxMint15を動かしてみました。Unetbootinを使ってUSBメモリにISOイメージを展開し、起動可能にしたものです。BIOSUSBメモリからの起動を可能にして、Live版状態とインストール後の状態を試してみました。導入状態はすばらしく、無線は勝手につなごうとするし、メニューは完璧にそろっているし、何だこの完成度は?と思いました。
しかし現行より2バージョン前ということでリポジトリがメタメタで、アップデートがまったく出来ないので、やはり17を入れたいなと思い準備してみました。

LinuxMint17を入れようとする

起動しないとはいえ、どうなっているのかを見たいので今度はLinuxMint17をUSBメモリにつめこんで、とりあえず起動してみた。
状況がわからないといけないので、起動オプションから splash とかquietを暫定的に消して起動する。何度か繰り返すと、

[Firmware Bug] ACPI No _BQC method, cannot determine initial brightness

で止まることがわかるので、ここを検索してみる。結論としては、GMA500の液晶バックライト制御がらみのところが
おかしいということで、暫定的な回避方法としては

http://blog.campodoro.org/?p=2255

にあるように、カーネルオプションに

acpi_backlight=vendor

とすればよい。LinuxMint17もこれでLive版が通り、インストールも出来る。
ただし、インストール画面中でのパーティション作成画面は、ネットブックだと
縦長すぎて下が切れるので、Live版が動いている状態であらかじめGPartedを
起動してパーティショニングを行っておくとスムーズでした。

インストール後の起動も、最初はgrubの一時的な書き換えで起動を確認し、
その後は/etc/default/grubの設定ファイル中で上のオプションを足しておくと、
update-grubするたびに追記されるのでカーネル更新してもうまくいくはずです。