梅田さんが怒濤の更新
梅田さんが怒濤の更新だというので見に行った。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050426/p1
アメリカでの状況に比べ、日本のBlogが、
- 匿名で
- ネタ方面に走る
方面で固まりつつあるのはどうよ？正直がっかりだ、という
事らしい。
アメリカ人が持つ「自己主張の強迫観念」を引き合いに出すなら、
日本人が持つ、
- 正論を言うとしらける社会風潮
- 実内容の評価が出来ない/訓練されていない
- 足引っ張り大好き
あたりをカウンターパートに配置して比較展開して欲しかった。
よく有名人に向けて「有名税なんだから云々」などという言葉が
使われたりするが、日記やblogなんぞ書いて注目を集めようもの
なら、実入りはないにもかかわらず有名税だけが増えて損する
ばかり、という状況を無意識に感じるのではないか。
匿名というのはそこに起因するのではないだろうか。
同時に、足引っ張り大好きな国民性とそれを増幅する仕掛けが完備
されている昨今の日本においては、匿名で出るだけでも、十分に
リスクフルである。その上実名だなどといったら、それこそ過去
から何から全て湧き出て来かねない。であるから、実名で正論を吐く
blogというのはよっぽどの状況である。
そういう背景をふまえれば、いまの日本のblogは、日本人が向けるべく
して向けた方向性なのだろうと私は考える。
自社製品を使う偉い人
梅田さんの日記を見ていると、どこかみたいに銀行と揉めた録音が
聞きたければ登録、とか、全く無関係な騒動を利用して衆目を
集めて人を集め数を稼ぎ、その数をまた発表に使うとかではなく、
その会社の偉い人が、その会社の製品で、思う使い方をして、その
結果注目が集まるというのは健全でいいなと思う。
例えて言うなら、ゴルフクラブ屋さんの取締役が、自社のクラブを
使ってツアーに出て健闘する姿を見て、ああ俺も！と思う人が
その会社のクラブを使おうとするようなものかもしれない。
