あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

PebbleSteelを分解した

PebbleSteelを分解した

個体について

人体実験的な意味で、PebbleSteelを分解してみました。
ジャンク無保証で入手した個体、BT接続のたびにリセットが起こり、なおかつOS1からアップデートもされていないものでした。
バッテリーもへたっているようでした。

裏蓋を開ける

T3ドライバが必要です。

蓋はバイブレータ*1で強固に両面テープでつながっているので、上側(モデル名やシリアルが書かれた方)からゆっくり開けていき、両面テープが中途半端に剥がれたところで、マイナスドライバーなどで両面テープをつついてはがしつつ開きます。

電池を剥がす

両サイド側からヘラの様なもので非常にゆっくり剥がしていきます。
電池本体に変形の力、パッケージに直接ドライバなどを食い込ませると、最悪発火爆発します。
うまくスポンジが剥がれると、リード線だけでプラプラした状態になります。

回路ユニットを外す

四隅に爪があるので、プラスチックのフレームを内側に撓めながら、爪を外していきます。
表示パネル以外の部品が固まったユニットごと外れます。



f:id:aoshimak:20190129173702j:plain

コネクタを外す

ガビガビ病で有名になった接続コネクタ(左下端)を外します。これはサイドボタン、充電端子が実装されたフィルム回路につながっています。

回路を外す

フレームから回路を外します。
回路基板の両サイドのフレームを外に撓めると外れます。
バッテリ、バイブレーターも一緒についてきます。



f:id:aoshimak:20190129173724j:plain


バッテリーを外す

回路裏についているオレンジ色のフィルム線を外します。
半田ごてが要ります。
なかなか溶けなかったので、Pbフリーハンダかもしれませんね。

バッテリーは、402222の130mAhでした。



f:id:aoshimak:20190129173740j:plain


バッテリーをつける

プラス、マイナスに気をつけて、同様な仕様のバッテリーをつなげます。
リード線のバッテリでも、取り回し方によってはうまく収まります。

逆に組み立てる

行程を巻き戻します(略)

結果

BTでのリセットが治りまして、OS1からのアップデートも出来ました。
壊れてもいいやと思ってバラしましたが、結果としては完全復活です。

*1:ボタン電池の様な形