概略は以下の2つのサイトで知ることが出来た。多少古い情報が多かったので、リンク切れの情報に当たる事もあったが、現状に補正しながら進めて行った。
http://blog.hogehoge.com/2013/12/XperiaRay-CM11-KitKat2.html
http://dokoblo.com/archives/35825757.html
大まかな流れ
以下に箇条書きしてみた。
- 作業用パソコンにadbとFlashtoolを導入
- PCcompanionにてROMバックアップ
- WotanClient導入+代金支払
- Wotanによるbootloaderアンロック
- ICSのROMである4.1.A.0.562を導入(フラッシュメモリのパーティショニング変更の意味もあり)
- CWM導入のためにRoot取得
- ROM焼きのためにCWM導入
- fastbootコマンドとドライバを導入
- fastbootモードで接続
- LegacyXperiaのzipを展開した中にあるboot.imgを取り出して、fastbootコマンドで焼く
- fastbootコマンドでROM内のsystemとuserdataエリアを消去
- microSDの直下にLegacyXperiaのzipファイルおよびGAppsMinimalのzipファイルを配置
- CWM画面に入る
- LegacyXperia+GAppsのインストール
- 再起動
bootloaderアンロックまで
まず電話のSIMが海外のも使えるようにとSIMロックの解除をまずdocomoで行った。その後Wotanで解除するうちに、Wotanでの処理によってSIMロック解除も行われる事を後日知って損した気分だが、まあよしとしよう。皆さんはdocomoに行かなくていいんですよ、という事で。
Wotanでのアンロックについては下記にお世話になった。
http://pool.jpn.org/wordpress/?p=2179
しかし、私が作業しようとしていた時期(11月下旬)にはWotanのアンロック鯖が死んでいた(ドメイン切れ)ので、金返すか復旧するかどっちかにしろとメールを送って、数日待たされたのが痛かった。鯖が回復してからは、手順どおりであっという間にアンロックが完了した。
CWM導入まで
アンロック後、CWM導入までは下記にお世話になった。
http://pepper-nxt.blogspot.jp/2013/07/xperia-ray-ics-root-cwm.html
使用したカーネルはST18i_4.1.A.0.562_(1252-5332).rar、basebandを除外して焼いた上で再起動。この段階でFOMA+エリアの感度はそこそこあったのでこのまま使ってもいいかなと思ったぐらいです。その上でCWMをx-Partsアプリから導入しようとしたがうまく出来なかったので、下記を参考に外部からの導入を行った。(外部導入という事は後で考えるとroot取得は要らなかった模様)
CWMのバージョンが古かったが以後の処理に問題なかった。CWM-Install.rarを使用し、install-cwm1.cmdを実行した。
http://voinuv.blogspot.jp/2011/12/xperia-raycwm.html
http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=19341487&postcount=21
LegacyXperiaCM11導入まで
このサイトの後半部分をなぞりました。
http://dokoblo.com/archives/35825757.html
LegacyXperiaおよびGAppsMinimalは20141114付の物を揃えて使用した。GAppsは画面サイズがユニバーサルdpiの物を選択した。cm-11-20141114-UNOFFICIAL-LegacyXperia-urushi.zipと、gapps-kk-20141114-minimal-edition-gps030-universaldpi-signed.zipとを使用。ICSの状態で起動して、USBケーブル経由でマウントしたmicroSDの直下にこれら2ファイルをコピー。
それとは別にcm-11-20141114-UNOFFICIAL-LegacyXperia-urushi.zipを展開した中にあるboot.imgを用意して、fastbootモードで接続した上で焼き込み、更にICSのシステム類を消去しました。この状態ではboot.imgとCWMしかないので、システムは起動しません。
一度はmicroSDの中にファイルを置かずにここまでやってしまい、文字通り文鎮化の危機に陥りましたが、冷静になってFlashtoolを使って再度ICSを焼き、ファイルを転送した上でもう一度fastbootでの作業を行って、危ない所を無事通過する事が出来ました。
最後に、CWM起動を行い、install zip filesからシステムおよびGAppsの展開を行って、再起動しました。