RaspberryPiで火がついたのか、HDD交換にしくじって1年以上放置していたPT2録画サーバーのOSを入れなおし、新システムをいれて再始動させました。お亡くなりになった原因は、録画用大容量HDDがマウントされてなくて、メインのOS用HDDに知らずに動画を録画していてシステムドライブが溢れてお亡くなりになっていました。
ハードウェア要件
ハードウェアは完動品なのでそのまま利用しました。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20110303
OS、ソフトウェア
- OSはUbuntuServer14.04LTSをWindowシステムなしで導入。
- recpt1他の導入はよくある他サイトの通り。今や時代はPT3やら他のチューナー全盛なのを実感。
- 今回は先行事例を再度漁って、epgrecUNA版なども考えましたが、chinachuという物があるらしいのでそれを導入しました。
- chinachu http://chinachu.akkar.in/ *1
- 最後に差し込んだHDDはなぜかXFSフォーマットだったので、先日のRaspberryPiでのテクニックをそのまま利用。ただしユーザー名でのマウントに出来たので、これはRaspberryPiに還元したいところ。
- Sambaも導入。PaspberryPiでの設定ノウハウをそのまま投入して一発OK。Regzaからもすぐに見えました。
感想・はまりどころ
- recpt1などはなんとなしに覚えていた通り、自動認識のデバイスモジュール抑えておいてpt1のドライバ入れる感じで。チャンネルスキャンも昔この日記に書いたものをそのまま利用して再スキャン。ちょっとチャンネル構成が変わっていた。
- chinachuは巨大システムを感じさせないのと、設定などが曲がりなりにも人間に見える*2ところが秀逸。LAMP必須とかSQLでのアクセスとか、鉈で鶏捌くみたいで大げさだと思っていたのでその点は好感。しかしなんでも自動で入れてくれるので、追っかけはじめると大変そう。
- 最初chinachuから予約録画が0MBですぐに終わってしまうことがあり困った。その際気付いたのは、Ubuntuはデフォルトで/var/log/messageが出ない感じになっていたのでchinachuの動作しない原因を追うのにたいそう困ること。そこで先にmessageが出せるように諸々設定したら、chinachuも録画が出来るようになった。原因不明だが問題は解決。
- EPG情報を更新するのに、一部チャンネルだけどうしても取れなかったので、個別チャンネル指定でupdateをした。chinachuのコマンドラインヘルプ参照。
- record.jsonはwuiを動かすなら最初は空ファイルで十分だと思う。最初は一生懸命手書きしたけれども、wui経由での設定のほうがあっけないので。
- 番組表がぬるぬる動くのが新鮮。
- PT2のコマンドディレイ重要っぽい。時代はPT3なのかなあ?
- 録画ファイル名の拡張子がm2tsだと、Samba経由でRegzaからファイルとして見えない。.tsにしておいたほうが無難。
- かご(家の環境)の中で命令を受け取るのに、POPやらSMTPを使った遠隔予約の仕組みが欲しいところ。チャンネル種別とチャンネル番号と時間とキーワードだけ投げるとrecord.jsonに追加してくれるような簡単なのでいいので、どこかで生まれないかなあと夢想。(多少のキーワード誤爆は承知の上で。json追加後にchinachuのリフレッシュがいるのかな?)
chinachu+Regzaで困ったこと(ファイルリスト閲覧が中断)
やはりepgrecの時と同じく、ー×〜の3文字が入ると、Regzaから録画ディスクにアクセスした時にファイルリストが見えずにエラーで抜けてしまう。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20110418
なんか変だなあと思ったらA-studioとFOOTxBrain録ってました。全角ハイフンと全角バツが大当たりでした。
記録ファイル名にこれらの3文字が入らなければ当座の所は大丈夫そうだが、他のスクリプトでファイル名変更をするとchinachuで見えなくなるので、chinachu内部でファイル名だけ何とかしたいところ。
chinachu-common.jsあたりが臭そうなのでいじってみようと思う。