らくらくスマホから機種変更（機種戻し）

知り合いの方が、「らくらくスマホがどうにも自分に合わない」*1という事で、元の電話に戻すお手伝いをしましたので、その顛末をメモに残しておきます。（ただし、以下はdocomoさんの保証する方法ではありませんので自己責任で。特にsimの差し込みあたりで注意しないと電話機を壊しますのでご注意ください。）

まずは下駄の調達

SIMのサイズが異なるので、まずはAmazonさんでSIM下駄を調達。できればNCで削ってあって薄皮一枚残したタイプの下駄が欲しいので、調べて調達。こんなあたりでしょうか？

【Cmzwt】MicroSIM→SIMカード変換アダプター(白)　SIM 取り出しツール付き

【Cmzwt】MicroSIM→SIMカード変換アダプター(黒) SIM 取り出しツール付き

新型JAPAEMO製3点セット マイクロSIMアダプタ ホワイト SIMカード リリース ピン SIMカードホルダー 付き iPhone docomo android スマホ用 microSIMカード/ ドコモ miniUIMカード を SIMカード 変換アダプタ 白

JAPAEMO 3点セット マイクロSIMアダプタ ブラック SIMカード リリース ピン SIMカードホルダー 付き iPhone docomo android スマホ用 microSIMカード/ ドコモ miniUIMカード を SIMカード 変換アダプタ 黒

SIMの差し替え

下駄にmicroSIMを入れる。念のためごく薄く文房具の糊を塗っておくと具合がいい。（SIMカードスロットの端子破壊を誘発しない工夫。海外だとSIM差し替えが頻繁だからか道端修理屋さんが結構あるんですけど......。）

動作確認

電話の動作と番号の確認をする。らくらくスマホはFOMAの契約である為、FOMAの旧来端末であればそのまま差し替え移行が可能です。この時点ではi-modeが使えないはず（後述）なので、SIMの認識と電話が出来るかだけを確認する。

契約変更

docomoのお客様サポート（１５１番）に電話を掛けて、契約を変更します。現状はFOMA+SPmode+らくらくパケホーダイの組み合わせが基本線ですが、これをFOMA+imode+パケホーダイ（imode使用前提のコース）に切り替えます。ここで注意したいのが、パケホーダイの切り替え時期です。（後述）新しいパケホーダイのコースは、即日有効にするか、月末を狙ってこの切り替えを行う事をお勧めします。

ここでトラブル発生

今回引っかかったトラブルは、電話としては正常作動していて、SMSも送れて、imodeとメールだけがどうにも接続できないという事象でした。お客様サポートに掛けて、経緯と事情を話して技術の方に変わっていただいても、SIMが正規の物ではないのでフルサイズのSIM交換して下さいの一点張りで、どうにも埒があきません。その割にはSIMのバージョンが電話機に合っていないとか、昔のSIMカードがあるお店に行かなければならないのかと言えばそうではないとか、矛盾する事をおっしゃる訳でして、どうにも問題解決の足しにはなりませんでした。そりゃあこちらは推奨されざる事をやっておりますし、その事については遜っておりましたけれども、imode関連のパケットだけ落とされる症状はもっと上のレイヤーでしょうと話をしても通じないのは困った方でした。

致し方なくdocomoショップへ

というわけで、数日後にdocomoショップへ行きまして、問題解決をお願いしました。お店の備品のSIMで確かめ得た所、imode通信が出来た事から、一度はやはりSIMカードの問題だろうという事になりまして、フルサイズのSIMに交換してみたものの、症状が改善しなかったので、他の原因を当たりまして、docomoショップのお姉さんが見つけたのが以下の注記事項でした。

http://www.nttdocomo.co.jp/charge/packet/rakuraku_pake_hodai/notice/

つまり、「らくらくパケホーダイの契約中はimode関連のパケットは通じません」という事の様です。今回の場合、契約変更時の係の方との話の中で、今月中はらくらくパケホーダイの契約の上でimode通信を従量制で行い、来月からパケホーダイに切り替えるという予定にしていましたので、見事にこれに引っかかっておりました。来月から切り替わるパケホーダイのコースを前倒しで使うように契約変更する事で、microSIM＋下駄で従来型携帯電話でのimode通信を確認する事が出来ました。

*1:まぁーそのぉー、いわゆるひとつのぉー、電話として嫌気がさした事象がいっぱいあったという事らしいですが私は詳しくは聞いておりません。