あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

組み立て雑感

本来ならD510MOあたりが鉄板なんでしょうが今回は手元メモリの都合もありD525MWにしました。自分は満足です。しかしPCIを何かに使い、同時に前面パネルで音を出したい方にはお勧めしません。(後述)

それにしても、部品点数が少ないですねえ。びっくりです。こんな小さい基板の規格があるってことも、小型の電源規格があることも知りませんでした。というよりこのあたりの規格ですと静音派の方はACアダプタなんですね。
私は古い考えなので、そんな軟弱な電源では安定しないのでは?と思って今回は避けました。

組んでみての感想ですが、MX1202はあんな値段な割にはケースはしっかりしていますし、電源ファンとマザーの放熱フィンの位置もよく対応しているので、冷却は電源のみでも将来的にも不安は感じません。おうち鯖として安心して使えるケースだなと思いました。

MX1202ケースにおいて、3.5inchベイを使わずに塞いでおくならば、前面のネジは取ったままでもよいかもしれません。(すると上部2ネジだけでドライブ用の枠がすっぽり外れる。)

しかし難点もいくつかあります。
D525MWマザー上の、前面パネル向けのHDaudioコネクタがPCIスロットの真下にあるため、PCIカードと干渉します。
無理に差し込んでもノイズを考えるとPT2、サウンドの両方に影響が出るかも?と思い、HDaudio端子は使用するのをあきらめました。(横出しに出来るなら考えてもよいか。)

IONボードではないので、これ自体テレビにつなげるとか、音も出すとかは考えていませんので、割り切りました。(もし音が出したいなら後ろのコネクタを使えばよい、という考えです。)

そもそも、このマザーはメモリの再利用とファンレスを考えて選んだ物なので、しがらみが無い人ならD510MOの方がお勧めでしょう。D510MOですと、このあたりの干渉はなさそうです。(Intelサイト上の基板イメージ参照)

あとは、PCIスロットにPT2を差し込む場合、アンテナコネクタがMX1202ケースのPCIスロット上部に干渉してうまく刺さりません。結局基板固定ネジをPCIの下を除く3個にし、なおかつ基板をずらしておいてPT2を差し込んだ後、水平スライドをし、最後にPCIカードの鉄板を持ち上げケースに差し込んで、という手順になりました。PT2に2つある鉄板固定ネジを緩めておくとこの作業が楽に出来ました。いったん入ってしまうと構造としてはガッチリです。

あと、唯一のファンである電源部が、居間に置くにはちとうるさいです。市販のHDDレコーダーよりは音がします。これは今後SFX電源の変更、もしくはファン交換という事になるでしょうか。*1電力消費が少ないこと、居間に置くのであれば、と考えたらやはりACの方が良いのでしょうか?ここは夏場の状況を見てという事になりましょうか。(後日静音化しました。現状ほぼ無音です。http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20110219#p1)

今回の録画マシンは地デジのみと割り切っていますので、分岐ケーブルの部材も単純分岐を1つ買っただけです。ケーブルも付いててこのお値段はありがたい。これでとりあえず電波が基板に来ないって事は無いようです。

HORIC アンテナ2分配器 BS/CS/地デジ/4K8K放送対応 全端子電流通過型 ケーブル2本付き(S-4C-FB) 1m

HORIC アンテナ2分配器 BS/CS/地デジ/4K8K放送対応 全端子電流通過型 ケーブル2本付き(S-4C-FB) 1m

ICカードリーダーはGemaltoが一番安く、「ドライバは環境に合わせてメーカーから取って来るのが当たり前」という程度の方ならこれで充分でしょう。

NTTcomのよりもpcscの対応も枯れているようですし、Windows用としてもMacOSX用としてもドライバが揃っているのはいいですね。

ちなみにWindows7(64bit)で、e-Taxの認証にも使えました。

*1:後日この話を知る。http://www9.plala.or.jp/tarao/pc/6/6.html