あおしまの日記

あおしまさんの日記らしいです。個人的に興味がある事を時々書きます。スマートウォッチPebble日本語パックを作成、公開しています。

手順

まずは郵便局に問い合わせ

管轄郵便局にまずは「受取人払郵便を作りたい」という相談をします。
版面には郵便局ごとに決められた「料金受取人払用の郵便番号」が必要なので、まずは管轄郵便局に電話して、郵便番号、また場合によっては整理番号を教えてもらいます。

バーコードを作成する

郵便番号、整理番号がわかったら、以下のサイトで郵便用のバーコードを作成します。
http://www.post.japanpost.jp/fee/how_to_pay/uke_cyaku/barcode/index.html
「バーコードの構成表」の出力にチェックを入れます。
バーコード画像は次の2つのどちらかの方法で作成できます。

バーコード作成方法1・スクリーンショットを作成する(手抜き)

バーコードの画像をスクリーンショットで画像化して、はがき版面に組み込みます。
その際、バーコードの大きさは画像の大きさを元に拡大縮小して調整します。

バーコード作成方法2・バーコード構成表を元に、文字列に変換する(ひと手間掛ける・きれいに)

バーコード構成表を元に、バーコード文字列を作成します。
この後に文字列をバーコードフォントに適応するので、フォントに対応した文字列にします。
個人的にお勧めするのはNYCBFフォントを使う事です。*1
このフォントは対応するコード要素C1〜C8がアルファベット大文字A〜Hに対応すること、スタートコードとエンドコードが()や[]に対応する事から、文字列が人間にわかりやすい文字に落としやすいのでお勧めです。

  • たとえば、郵便番号1237890での登録の場合、バーコードの構成表からスタートコード、エンドコード、数字7桁、空白部分13個にC4、チェックデジットにC6を使う事がわかるので、構成表を文字列に変換すると(1237890DDDDDDDDDDDDDF)になります。

NYCBFフォントをダウンロード、インストール

http://hermione.s41.xrea.com/pukiwiki/pukiwiki.php?OOobbs2%2F81
ここのサイトからダウンロードできます。(nycbf.zip)
Zipを展開し、Windowsフォントビューワーで開いてインストールします。

文字列にフォントを適用する

私はイラストレーターで版面作成したので、イラストレーター上で上で作った文字列を文字で貼り付けし、フォント指定をNYCBFにする事で、バーコードを作成できました。Word等でもやることは同じなので、うまくやれば出来ると思います。

バーコードをアウトライン化

バーコード文字列はNYCBFだと10pt指定で76mm程の長さになります。そのまま使うのでもいいですが、私はこれをアウトライン化し、規格の範囲(64mm〜96mm)で用途に合ったサイズに拡大縮小を行い調整しました。

他の構成要素を作成する

宛名面の他の構成部分を組みます。以下の仕様書に従って作成します。
http://www.post.japanpost.jp/fee/how_to_pay/uke_cyaku/index.html
3本線の図形、承認部分の四角、承認番号を除いた文字列などを配置します。
(承認番号はこれからもらう物なのでこの段階では未定。)
前項までに用意したバーコード部品も、規格にあった位置に配置してバランスを調整します。

本文面を作成する

これは用途に合わせて作成します。

申請書を書く

説明サイトにある「(1) 料金受取人払承認請求書」をダウンロードします。(Word形式)
内容を記入します。予定代金については、支払い方法によって手数料が変わりますので、「(切手代+手数料)x発行予定枚数」で計算します。

郵便局へ申請に行く

管轄郵便局に申請に行きます。以下の書類を持参します。
・料金受取人払承認請求書
・宛名面(承認番号は抜けていてよい)のゲラ刷り
・本文面のゲラ刷り
ここで、バーコードの確認が行われ、申し込みが受理されると、承認番号の発行が行われます。

印刷の依頼

承認番号を宛名面の枠内に入れ、印刷を行います。

*1:当初pobcfontを使っていましたが、可読性が悪くなるのと、毎回表を睨まないと変換できないので、結果は同じですがお勧めはしません。